ダニにお困りのあなたへ!ダニを簡単に確実に退治する方法

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「ダニに刺されて、痒くてたまらない…!」かゆみを我慢するのは大人でも辛く、無意識に掻きむしって悪化させてしまうこともあります。

特に小さなお子さんはとびひの原因になってしまうこともあるため、ダニを駆除することやダニ発生の原因を抑えることは必須です。

今回は「ダニにお困りのあなたへ!ダニを簡単に確実に退治する方法」についてまとめてみました。

ダニはなぜ発生する?

ダニの生態

ダニとノミは混同されがちですが、大きな違いはノミが昆虫であるのに対し、ダニは昆虫ではなく蜘蛛やサソリの仲間であるということです。

ダニの種類のうち、屋内に生息する屋内塵性ダニ類は、ヒョウダニ類、コナダニ類、ツメダニ類です。このうち、人間のアレルゲンとなるのはヒョウダニ類で、ほぼ一年中見られます。ヒョウダニ類やコナダニ類が大発生すると、これらを餌にツメダニが増加します。ツメダニは吸血しませんが、人間の体液を吸うことが稀にあります。

ダニが発生する原因とは?

ダニは高温多湿の環境を好みます。

年間を通して温度差が少ない上に気密性の高い現在の日本の住宅は、ダニにとっても住み心地のよい環境であると言えます。特にカーペットやソファ、寝具などは温度や湿度がダニにとって居心地がいいばかりでなく、エサとなる人間のフケやアカもあり、ダニが大発生する条件が整っています。ヒョウダニ類やコナダニ類が大発生すると、それをエサとするツメダニも発生します。

また家の中にネズミが発生すると、それを宿主とするイエダニも発生します。家の中でネズミが死ぬと、宿主を失ったイエダニが人間を吸血することもあります。

ダニの駆除方法

ダニを駆除する方法

すでに発生してしまったダニは、燻煙剤タイプの駆除剤で一斉に退治してしまいましょう。

水を入れるタイプやノンスモークタイプなど、様々な燻煙剤があるので、効き目を重視するのか、もしくは体への負担をなるべくかけないようにするのかによって使い分けましょう。

駆除をした後は必ずソファやカーペットなどを掃除機でかけ、死骸や糞を除去するようにします。

ダニを予防するために

なるべく毎日部屋の空気を入れ替えて、エサとなるカビを生やさないようにしましょう。

洗濯物を年中室内に干していたり、加湿器を長時間使用したりすることも、カビを発生させてしまう原因になってしまいます。

布団には必ずと言っていいほどダニがいます。できればこまめに布団乾燥機にかけて湿度を上げないようにしましょう。

また餌となるフケや埃を出さないためにも、掃除機で部屋をキレイに保つことを心がけましょう。

ダニに刺された時の対処法

 蚊に刺されとダニ刺され、何が違うの?

蚊に刺された場合のかゆみは30分から60分ほどで収まりますが、ダニに刺された場合のかゆみは1週間近く続きます。

また蚊に刺されよりもかゆみが強く、体質によってはひどく腫れたり、夜眠れないほどの激しいかゆみに襲われたりする場合もあります。

衣類で隠れた柔らかい場所(お腹、二の腕、わきの下など)に跡がある場合はダニである可能性が高いと思ってよいでしょう。

 ダニに刺されたときの対処法

ダニに刺されたときのかゆみは強いため、刺された場所を流水で洗い流したうえでステロイド系の虫刺され薬を塗りましょう。

薬はなるべく使いたくないのだけれどという人は、患部を冷やすだけでも、かゆみをだいぶ抑えることができます。

また薬を使用する際、不整脈がある場合や他の薬を使用している場合は、必ずかかりつけ医に相談しましょう。

まとめ

ダニの駆除や刺された場合の対処法についてまとめてみました。

ダニに刺されるとかゆみが強いため、なるべく刺される前に予防し、刺された場合は早めに対処することを心がけましょう。

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