自宅で蜂の巣を発見!自分で安全に蜂の巣を駆除する方法

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蜂の巣

「最近蜂をよく見かけるなと思ったら、自宅に巣を作られてしまった…!」

こんなときに慌てないためにも、予め蜂についての知識があると安心です。

今回は「自宅で蜂の巣を発見!自分で安全に蜂の巣を駆除する方法」についてまとめてみました。

蜂の種類と巣の見分け方を解説します

蜂の種類の見分け方

蜂には色々な種類がありますが、日本での被害件数で最も多いのはスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの3種類です。

スズメバチ…体が大きく、40mmにまで達する個体もある。攻撃性が高く、針から毒液を飛ばす。オオスズメバチ、キイロスズメバチ、ヒメスズメバチなど。

アシナガバチ…割と体が細く、大きい個体でも20mmほど。攻撃性はスズメバチほど高くない。キアシナガバチ、セグロアシナガバチ、フタモンアシナガバチなど。

ミツバチ…スズメバチやアシナガバチと比べると身体が小さく丸みを帯びている。セイヨウミツバチ、トウヨウミツバチなど。

参考サイト/川崎市:ハチの種類の見分け方

蜂の巣の見分け方

蜂の巣を見れば、どんな蜂が巣を作ったのかがわかります。

スズメバチ…茶色いボール状のマーブル模様。もしくはフラスコを逆さにした形。出入り口は一つで、最大60cmほどに大きくなる。雨風をしのげる軒下や庭の木、屋根裏などによく営巣する。

アシナガバチ…グレーのシャワーヘッドのような形。巣穴が外にむき出しになっているが、スズメバチの巣よりも強度がある。目立たない場所に営巣することが多く、気づかない場合もある。駆除しても何度も同じ場所に営巣しようとすることも。

ミツバチ…平たい板のような形の巣板が何枚も縦に重なっている。初めのうちは白い色をしていて、蜜が溜まってくるとオレンジ〜茶色に変色していく。屋根裏や床下など閉鎖的な空間に営巣することが多い。

蜂を退治するために必要な道具

身の安全を守るために

蜂の巣を駆除する際、自分の身を守るための防護服は必須です。

けれども購入するとなると数万円はかかってしまいます。お住まいの地域によっては、防護服をレンタルしてくれる場合もあるので、自治体に確認してみましょう。

もしレンタルできない場合は無理をしないことが大前提です。
それでも自分で駆除をする場合は、なるべく白に近い、厚手の服を用意しましょう。
肌を露出させず、香水など匂いのするものをつけるのは控えましょう。

蜂を退治するために

普通の殺虫剤でも退治できますが、蜂用の殺虫剤があればより効果的です。

できるだけ蜂の巣から遠く離れた場所で作業をするために、長い棒を用意しましょう。

長い捕虫網があると、内側にビニール袋を被せれば簡単に蜂の巣を袋に入れることができるので便利です。

蜂の駆除方法

自分で蜂の巣を駆除する方法

蜂の巣の大きさがまだ10cm未満であれば、自分で退治することができます。

蜂の活動が鈍る夕方〜夜間に駆除を行うようにすると、戻ってきた蜂を退治する二度手間が省けます。

蜂の巣に殺虫剤を20〜30秒かけ続けます。蜂が怒って出てくるかもしれないので注意しましょう。蜂の羽音がしなくなるまで続け、音がしなくなったら巣を除去します。

無理はしない!

蜂の巣のサイズが10cm以上、もしくはそれより小さくても、危険だと感じた場合は自分で退治することを潔く諦めましょう

プロの駆除業者に託すという手が一番安全で確実です。

特にスズメバチの巣の駆除はプロであっても命がけの作業です。決して軽く見てはいけません。

まとめ

蜂の巣を自分で除去する方法についてまとめてみました。
今回の記事では、このハチ退治のプロによる蜂の巣駆除の記事を参考にさせていただきました。

まだ営巣し始めたばかりの段階では、自分で駆除できるので、駆除代を節約することができます。けれども絶対に油断してはいけません。

少しでも危ないと思ったら、諦めてプロにお願いするようにしましょう。