家の中でムカデを発見!自分でムカデを退治する方法

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ニョロニョロとした黒い胴体に無数の足…ムカデはゴキブリ同様、その見た目からも忌み嫌われる存在です。

けれども人間に噛みついてくるという意味では、ゴキブリ以上の厄介者と言えるかもしれません。

そんなムカデが家の中で出たらと思うと、鳥肌が立ってしまいますね。

今回は「家の中でムカデを発見!自分でムカデを退治する方法」についてまとめてみました。

ムカデが発生する原因

ムカデの生態

日本でよくみられるムカデとして、トビズムカデ、アオズムカデ、アカズムカデが挙げられます。

ムカデは暗くてジメジメした場所を好むため、植木鉢や石の下などに発生します。夜行性なので昼間はこういった場所に身を隠し、夜になるとエサを求めて活動を始めます。

春から秋の間、特に5〜7月にかけて多く見られ、暑くなる8月に少なくなり、9月10月になるとまた多く見られるようになります。

ムカデが発生する原因

ムカデは暗くてジメジメした場所が好きなので、家の中でも洗面所やお風呂、台所などといった水場に現れます。

また狭いところが好きなので、靴の中に潜り込んで被害を与えることもあります。

ムカデは肉食性で、小さな昆虫やその卵、蜘蛛などを捕食します。
そのため玄関灯に集まっている虫を目当てにすることもありますし、家の中にゴキブリがいれば、ゴキブリやゴキブリの卵を狙って家の中に侵入することもあります。

ムカデを見つけた時の駆除方法

ムカデの駆除方法

ムカデが出たらスプレー式の殺虫剤を直接噴霧します。

様々な害虫に効くタイプのものより、ムカデ専用の殺虫剤の方が的確に効くのでおススメです。殺虫剤をかけてしばらくの間は暴れて噛まれる恐れがあるので注意しましょう。

動かなくなったのを確認してから処理をします。

台所など殺虫剤を使用したくない場所に出た場合は、食器用洗剤を直接かけて駆除することもできます。

ムカデを見ないために

ムカデはジメジメした暗い場所が大好きなので、家の周辺に隠れ家となるような廃材や石などを置かないようにしましょう。

また隠れ家を失くすために庭の草むしりをこまめに行い、落ち葉などは溜まる前に処分するようにします。

家の中にムカデを侵入させないために、市販のムカデ侵入防止薬を家の周りに撒くことをおススメします。ムカデはゴキブリやゴキブリの卵が好物なので、家を清潔にしてゴキブリを出さないようにする対策も必要です。

ムカデに噛まれた時の対処法

ムカデに噛まれたときの症状

ムカデは自分から攻撃することは殆どありませんが、触れられると暴れて手当たり次第に噛みつこうとする習性があります。

ペンチのように皮膚表面を挟み込むので、赤い点状の噛み跡が1対残ります。

ムカデには蜂に似た毒があり、噛まれると強い痛みが長く続きます。他にも痺れ、かゆみ、赤く腫れるなどの症状がみられる場合もあります。最悪の場合はアナフィラキシーショックを引き起こすこともあります。

ムカデに噛まれたら

もしポイズンリムーバーがあればそれを使って毒出しを行いましょう。インターネットでも数百円〜で購入することができるので、一家に一つ置いておくと安心ですね。決して口で毒を吸い出してはいけません。

次に43度以上のお湯で5分以上洗い流します(ムカデの毒素は熱によって変性し失活します。ただし40度程度のぬるま湯だと、毒を活性化してしまう恐れがあります)。お湯がない場合は流水で皮膚表面についた毒を洗い流します。

そのまま腫れや痛みが治まってきた場合は様子を見ましょう。ただし痛みがひどい場合や吐き気や頭痛などを催す場合は速やかに病院に行き処置をしてもらいましょう。

まとめ

ムカデを退治する方法、予防する方法についてまとめてみました。

遭遇したときは落ち着いて対処すれば大丈夫ですが、できれば出会いたくないものです。
家の中をキレイにし、害虫を寄せ付けないことでムカデも家から遠ざけるようにしましょう。

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