部屋にいるノミを退治したい!簡単に自分でノミを退治する方法

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ペットを飼っている方の悩みの1つがノミ被害ではないかと思います。

たとえ室内で飼っていたとしても、散歩に出す際にノミに寄生されてしまう恐れがあります。

けれどもだからといって室内に閉じ込めておくわけにもいかないですよね。

今回は「部屋にいるノミを退治したい!簡単に自分でノミを退治する方法」についてまとめてみました。

ノミの種類と生態

ノミの種類

ノミには主にネコノミ、イヌノミ、ヒトノミが存在しますが、ペットのノミと言えばネコノミが殆どです。

ネコノミと言っても相手を選ばないため、犬でも人でも吸血被害に遭ってしまいます。

ノミの生態

体長2〜3mmで、ダニと違って肉眼で確認することができます。跳躍力が非常に優れていて、体長の100倍の高さまでジャンプすることができます。

真冬を除いて年中発生しますが、特に7〜9月の間に多く見られます。

ノミは通りかかる動物の振動、体温、吐く息に含まれる二酸化炭素を感知し、ジャンプして猫や犬などに寄生します。そして尖った口を皮膚に刺し吸血します。

ノミの一生

卵から約2日で孵ります。幼虫の期間が約6日、さなぎは6〜15日で成虫になります。

ネコノミは猫や犬の体に卵を1日10個以上産み付けますが、卵は高温に弱いため、畳などに落下し、そこで孵化して育ちます。

ネコなどについている成虫を駆除してもすぐに卵から孵化してしまうため、ノミを完全に駆除することは簡単ではありません。

ノミが発生する原因

ノミが発生する原因

ノミが発生する原因の多くは飼っているペットにあります。

完全室内飼いでなければノミに寄生される可能性は高くなります。もしくは家族内の誰かが外で動物と接し、そのときに持ち帰ってきてしまった可能性も考えられます。

またハクビシンやタヌキ、ネズミといった害獣が屋内に住み着いている場合もノミが大発生してしまうことがあります。

ノミに刺されると…

ノミは蚊と違ってオス、メス両方とも吸血します。吸血時間は20〜25分にまで至ります。

ダニと違ってノミは膝下に刺されることが殆どです。ノミは一度刺したあと移動してまた刺すので、刺された跡が密集したり、一列に並んだりします。

ノミに刺されると激しいかゆみを感じ、水膨れ、かさぶた、色素沈着などが見られます。

また掻きむしって細菌感染することがあります。
ノミに刺された時の痒みは、市販の薬では効かないことが殆どなので、病院に行って薬を処方してもらいましょう。

ノミを駆除する方法

ノミを見つける方法

犬猫用のノミ取り櫛で被毛をすき、赤黒色のフケ状のものが出てくればノミがいる可能性が高くなります。

濡れたティッシュの上にフケ状のものを置き、赤く滲んだらノミの糞ということになります。もしも肉眼でノミがピョンピョン飛んでいるのを見つけることができたら、かなりの数のノミが寄生していると考えられます。

ノミはペットの寝床周辺、部屋の四隅、ソファやカーペットの上、家具の下などに潜んでいる可能性が高いので、掃除機をかけるときは念入りに行いましょう。

ノミを駆除する方法

ネコノミに寄生されている場合、シャワーで洗い流すだけでは駆除することはできません。

ノミ取りシャンプーを使用し、ノミ取り首輪をつけて日頃から予防しておきましょう。

とても簡単でおススメの方法が、電子ノミとりホイホイです。LEDの光でノミをおびき寄せ、粘着シートで捕獲します。置くだけでノミが取れる優れものです。

大量に発生してしまった場合は、燻煙型の駆除剤を使用して一気に始末しましょう。

まとめ

ノミの生態やノミを退治する方法についてまとめてみました。

蚊やダニなど人を刺す害虫はたくさんいますが、その中でもノミは刺された時の痒みが特にひどく、人によっては数か月も痒みが続くことがあります。

そんなノミ刺されの症状に陥る前に、できるだけ早く対処しましょう。

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