家の中に害虫が出ることは歓迎できませんが、それがゴキブリともなればなおさらです。
けれどもどんなに気をつけていても、いつの間にかゴキブリは家の中に侵入し、勢力を増やそうとします。
一度増えてしまうと完全に駆除することが難しくなるので、なるべく早い段階で手を打ちたいものです。
今回は「間違った退治をすると逆に増えることも!正しいゴキブリの退治方法」についてまとめてみました。
目次
ゴキブリが発生する原因
エサを求めて
ゴキブリはとても頭がよく、行動や匂い、場所を学習する能力があります。
特に嗅覚は優れていて、食べ物の匂いにつられて室内に侵入してきます。
キッチンを不潔にしておくことは、ゴキブリが生きていく上で必要なエサと水を用意しているようなもので、ゴキブリをおびき寄せてしまいます。
また食べ物に限らず、段ボールや紙くずなどもゴキブリの餌になります。
暖を求めて
ゴキブリは高温多湿の環境を好み、20度から30度の間が一番活発になります。
けれども20度以下になると活動が鈍り、10度以下になると幼虫が成長できなくなってしまいます。
日本の住居は気密性が高く、冬でも暖かいため、ゴキブリは生き伸びるために暖を求めて室内に侵入してきます。
仲間を求めて
ゴキブリの糞からは仲間をおびき寄せるフェロモンが出ることがわかっています。
ゴキブリの糞を放置しておいたままにすると、1年経ってもその糞から仲間をおびき寄せるフェロモンが出ているので、たとえすでにゴキブリがいなくても同種のゴキブリをおびき寄せてしまう原因となるのです。
ゴキブリの駆除方法
大量駆除する場合
ゴキブリが大量に出てしまい、一匹ずつ駆除していては間に合わないという場合は、噴煙型のゴキブリ駆除剤で一網打尽にしてしまいましょう。
ただし噴煙型の駆除剤はゴキブリの卵には効果がありません。一度使用して安心していると、卵から孵ったゴキブリが増えてしまう可能性があります。きちんと効果を出すためにも、必ず2週間ほど開けてからもう一度噴煙型の駆除剤を使用するようにしましょう。
煙の少ないタイプ、匂いの少ないタイプ、いい香りのするタイプ、水を使用するタイプなど様々な種類があるので、用途によって使い分けるとよいですね。
罠をしかける
ゴキブリはエサを求めて家の中を徘徊します。特に狭い場所や部屋の隅を好んで通るので、罠を仕掛けておきましょう。
ゴキブリの通りそうな場所にあらかじめゴキブリ駆除のスプレーをしておくと、そこを通ったゴキブリが弱って駆除することができます。
また設置型の罠タイプであればその場にとどめることができるので、始末が楽というメリットがあります。
特におすすめの駆除剤
置き型駆除剤
ゴキブリ対策として必ず取りたい対策の1つが置き型駆除剤を置くことです。
置き型駆除剤の種類は様々ですが、その中でもおススメなのがアース製薬 ブラックキャップです。
毒餌を食べたゴキブリだけでなく、巣のゴキブリや卵、薬剤抵抗性ゴキブリにも効果があります。
またその効果もさることながら、一箱につき12個〜入っているのに500〜600円というコスパの良さ、それにデザインがシンプルな上それほど大きくないので、置いても目立たないというのもおススメポイントです。
スプレー式駆除剤
どんな害虫にも効く万能型の殺虫剤は便利ですが、ゴキブリに効果が出るには時間がかかることがあります。動きの速いゴキブリは弱ってもその場から敏捷に逃げ出そうとします。ゴキブリ専用の殺虫剤は効果が早いので、一家に一本は置いておくと安心ですね。
アース製薬 ゴキジェットプロはそんな素早いゴキブリに少しかかるだけでも、たちまちゴキブリを弱らせてしまうのでおススメです。ゴキブリは時にとびかかってくることがありますが、その動きを封じ込めることができるというだけでも安心感があります。
まとめ
ゴキブリの退治方法についてまとめてみました。
常にゴキブリを「ゼロ」の状態にしておくことが、ゴキブリを増やさない秘訣になります。優れたゴキブリ駆除剤の市販品はたくさんあるので、それらを活用しながら、そして家を清潔に保ちながら、害虫に怯えない快適な生活を守りましょう。
こちらの記事もどうぞ! → 自宅で蜂の巣を発見!自分で安全に蜂の巣を駆除する方法